「Distant Worlds music from FINAL FANTASY」をご紹介

ファイナルファンタジーのコンサート名は「交響組曲ファイナル・ファンタジー」から始まり、以下のように現在の「Distant Worlds music from FINAL FANTASY」まで以下のように変遷しております。

「20020220 music from FINAL FANTASY」（2002年）
「TOUR de JAPON music from FINAL FANTASY」（2004年）
「MORE FRIENDS music from FINAL FANTASY」（2005年）
「VOICES music from FINAL FANTASY」（2006年）

2007年以降に開催されるコンサート名は「Distant Worlds music from FINAL FANTASY」がタイトルとなっておりますが、このタイトル名がついたオーケストラアルバム「Distant Worlds music from FINAL FANTASY」とともに「Distant Worlds music from FINAL FANTASY」の歴史やコンセプトをご紹介します。

FINAL FANTASY生誕20周年を記念
新たなファイナルファンタジーコンサートの形
収録曲は全13曲
関連サイト
1. サントラ「Distant Worlds music from FINAL FANTASY」関連サイト
2. サントラ「Distant Worlds music from FINAL FANTASY」購入可能サイト

FINAL FANTASY生誕20周年を記念

「Distant Worlds music from FINAL FANTASY」はファイナルファンタジー生誕20周年を記念して制作されたオーケストラコンサートとなります。スウェーデンのストックホルムを皮切りに、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアで公演を行いました。

またこの「Distant Worlds music from FINAL FANTASY」のコンサートから指揮者の「アーニーロス」氏が参加することとなり、現在までコンサートの指揮者を務めております。
「アーニーロス」氏と「植松伸夫」氏が作られたコンサートである限り「Distant Worlds music from FINAL FANTASY」の名前は続くのでしょう。

指揮者は「アーニーロス」氏となりますが、演奏される楽団は、固定ではなく、その演奏される都市の楽団で演奏されておりますので、同じ演目を演奏しても個性がでているのかもしれません。

新たなファイナルファンタジーコンサートの形

「Distant Worlds music from FINAL FANTASY」以前のコンサートは、「植松伸夫」氏が手がけられた曲を中心に演奏されておりました。そのため「ファイナルファンタジー」から「ファイナルファンタジー10」までの曲が中心となり、「ファイナルファンタジー11」以降の曲は限られておりました。しかし「Distant Worlds music from FINAL FANTASY」になると、ファイナルファンタジー11以降の曲はもちろん、最新の「ファイナルファンタジー15」までの曲が演奏されるようになりました。

また「Distant Worlds music from FINAL FANTASY」から「視覚的」な要素にもこだわるようになり、演奏とともに後ろでその曲が使われていたゲームシーンなどが流れるようになりました。これら二つに要素により「Distant Worlds music from FINAL FANTASY」は新たなファイナルファンタジーコンサートの形を示したといってよいかと思います。

収録曲は全13曲

ファイナルファンタジーコンサートの大きな転換となった「Distant Worlds music from FINAL FANTASY」もサントラとして発売されております。タイトルは「Distant Worlds music from FINAL FANTASY」は2007年12月4日にスウェーデン・ストックホルムのストックホルム・コンサートホールで行われた演奏を収録しております。
指揮はもちろん、アーニーロス氏、演奏は王立ストックホルムフィルハーモニー管弦楽団が演奏しております。

日本では、2009年1月14日にCDとして発売されておりますが、海外では同名のLP版が2018年にVinyl版としてリリースされておりますが、収録曲は一緒となります。